本学では実践的な知識と技術を身につけるために「演習」・「実習」・「フィールドワーク」を柱としたカリキュラムを実施しています。
人間と環境の関係を解読し、
機能や意味の豊かな建築を生み出す術を学ぼう。
建築は、雨風をしのぎ、暑さ寒さを調整する、といった「物理的機能」とともに、 同時に目に見えることからイメージや美しさを表現する「記号的機能(意味)」
を持っています。これらの機能・意味を具体的な形態・空間として実現する「機 能的で美しい建築」を創造することによって、人間と環境の好ましい関係をつくっていくことが、建築デザイナーがはたすべき役割といえます。
とくに今後は、ひとつの建築だけでなく、都市としての美しさを生み出すことの できる人材が求められます。建築分野と環境デザイン分野、この両輪を学べる大阪芸大での学びは、将来の大きな力になるでしょう。
門内 輝行【建築学科長】
京都大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修了。博士(工学)、一級建築士。
東京大学助手、早稲田大学助教授・教授、京都大学大学院教授を経て本学へ。現在、本学教授、京都大学名誉教授、京都市立芸術大学客員教授。建築記号論、デザイン方法論の理論と実践に従事。日本建築学会賞(論文)、キッズデザイン賞(経済産業大臣賞)などを受賞。日本建築学会理事・近畿支部長、京都市美貌風致審議会会長、日本国際賞審査委員会・都市計画分野審査委員等、多数の役職を務める。
「日本圧着端子製造株式会社 大阪本社」
大阪建築コンクール「大阪府知事賞」受賞
「今市の家Ⅱ」
本学科で学んでいる学生は、20代から70代までいらっしゃいます。我々スタッフも学生とスクーリングでお目にかかれることをいつも楽しみにしています。また、スクーリングは卒業後の交流を促す出会いの場でもあります。本学科は、face to faceスクーリングに重きを置き確実なスキルアップと充実した大学生活が送れるよう心掛けています。