石丸 優子さん[建築学科 2014年3月 卒業 一級建築士]
あとりえマルコ一級建築士事務所 主宰 /(株)北條建築事務所スタッフ
インテリア系専門学校を卒業し、海外就労体験を経て設計事務所に就職。働きながら通えて一級建築士の受験資格が得られる本学に2年次編入学しました。最初はハードルの高さを感じたものの、楽しみながら学べたのは、先生方の熱心な指導と良い仲間のおかげ。ともに課題に取り組みながら励まし合い、今もつながっている友人がたくさんいます。総合芸大だけに、理論に加えて意匠や表現についても幅広く学ぶことができ、建築の魅力がぐんと広がりました。
卒業してからも仕事と並行して猛勉強し、二級建築士と一級建築士の試験に合格。その後独立して、自分の設計事務所を開業するという夢を実現しました。今はある設計事務所のスタッフとして、師匠の教えのもと建築設計や監理、各種申請業務を行っています。大学で身に付けた、自分自身で課題を作り解決して成長していくという姿勢を大切に、一つひとつの仕事に取り組んでいます。
住宅や店舗、福祉施設など幅広く手がける
▶︎平日と休日のメリハリでストレス解消 [通信教育部で学ぶコツ ]
年度の最初に1年間のカリキュラムをカレンダーに書き込み、無理なく勉強できるペースで学習計画を立てていました。スクーリングの期間中は課題をこなすだけでも必死。特に、設計からプレゼン資料まで3日間で仕上げる設計実習はハードでした。逆にスクーリングがない時には、勉強は平日だけにして日祝はリフレッシュ。息抜きや気分転換も大事にしたのが良かったと思います。仕事の実務に必要な知識と、大学での勉強がリンクしていたため、より効率良く学ぶことができました。