輝く卒業生

5月16日

学芸員資格をいかして博物館で活躍
多彩な学びで人生もより豊かに

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渡辺 百代さん[美術学科 2019年3月 卒業]

天理大学附属天理参考館勤務


 

中学校の体育教師から博物館に転職。学芸員資格と美術教員免許を取得して博物館と学校を繋げたいと思ったのが入学のきっかけです。学芸員になるための総仕上げとなる博物館実習では、模擬展覧会の企画・展示を実践。大阪芸大情報センター(展示ホール)の大空間を自分たちで展示するという貴重な体験ができました。他にも本学の多様な授業や人との出会いで得た多くの感動や発見が、今の人生を豊かにしてくれています。卒業後は仕事の幅も広がって、現在は博物館の経理を中心に様々な業務を担当。博物館に興味のない人にも間口を広げるため、これからも色々な取り組みを行っていきたいです。

中学生の子を持ち在学中に第2子を出産。学修との両立は大変でしたが、あたたかく支えてくれた先生や同級生には感謝でいっぱいです。何かに挑戦し全力で頑張る経験は、自分への自信と将来の可能性につながるもの。皆さんにもこの喜びを味わってほしいです。

 

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 左)展示や広報などの知識を博物館の実務に活用

 右)渡辺さんが勤務する天理大学附属天理参考館

 

▶︎「朝勉」で仕事・家事・育児と両立 [通信教育部で学ぶコツ]

 博物館にフルタイムで勤務しており、帰宅後は家事や育児で忙しいため、自宅学習やレポートは家族がまだ寝ている朝早い時間に取り組んでいました。休日は、子どもと図書館へ行くついでに参考書を借りて勉強。日常のスケジュールに組み込むことで、勉強時間の確保に悩むことなく、計画的に学習できるようになりました。早朝に活動する習慣は今でも続き、有意義な時間を過ごせています。