輝く卒業生

12月20日

作家として活躍されている先生の指導が魅力。
“一人でコツコツ”だけではないことを実感しました。

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卒業制作作品「山奥の村—大土—」。8×10の表現特性を生かし、過疎化が進む農村をルポルタージュとして作品化

 

北口 明子さん[写真学科2013年卒業]


 

▶︎高校生の頃の夢に再チャレンジ

高校生の頃、美術部に所属し、美術大学で絵画を学びたいと思っていましたが、諸事情で叶いませんでした。就職して十数年、忙しさが一段落したころ、たまたま通信制大学の入学案内が目に留まり、働きながら芸術を学べることを知り、再チャレンジしようと決意しました。絵はブランクがありましたので写真ならと学科を探し、大阪芸大では作家として活躍をされている先生方から指導を受けられることに魅力を感じました。

 

▶︎卒業後、地元でイベントを開催

通信教育は机に向かってコツコツと学習するイメージでしたが、スクーリングでは先生方からの親身な指導をいただき、また、学生同士で撮影会を開いたりと想像以上に充実した学生生活を送ることができました。卒業後に地元でサイアノタイプ(青写真)のフォトグラム体験会を開いたのですが、地域の方に思った以上に喜んでいただき、学んできたことがしっかりと糧になっていると感じています。

 

▶︎1日1回でいいからカメラに触り教科書をめくる

以前に文具や雑貨の会社でDMやPOP制作などのアルバイトをしていた頃は、大学で学んだことを仕事に反映できる機会もあり、やりがいを感じました。今は別の仕事に就いて今後の資金を貯めながら、一度はあきらめかけた大学卒業の夢を叶えて次のステップに進みたいと考えています。働き方にあわせてスケジュールを組み立てられるのも通信教育のメリットですね。

 

(記事内容は2018年取材時のものです)