お知らせ

4月25日

令和3年度卒業証書・学位記授与式が行われました

3月22日に、令和3年度の大阪芸術大学卒業証書・学位記授与式が実施されました。

総合体育館にて、芸術学部・大学院・通信教育部の卒業生が一堂に集う全体式典が開催され、各学部を代表する総代に学長から学位記が授与されました。

 

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通信教育部からも多くの卒業生が晴れやかな表情で式典に参加。これまで積み重ねてきた努力と成果を胸に、それぞれの新たな一歩を踏み出しました。

その中から、美術学科を卒業された圓尾慶太さんに、卒業までの道のりや通信教育部生へのメッセージを語っていただきました。

 

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美術学科卒業生の圓尾慶太さん

 

「アルバイトのかたわら教員免許取得をめざして通信教育部に2年次編入したのは2017年のことです。私は大阪芸術大学短期大学部(通学課程)の卒業生なのですが、短大時代とは違って学生の年代や職業も幅広く、キャンパスも広大。様々な施設が充実した豊かな環境で多くのことを学び、たくさんの刺激を受けました。

ここで得た最大の収穫は、創作の魅力を再認識したことです。集大成となる卒業制作では、先生のアドバイスを参考に、身近な雑貨など日常を描いたドローイングのコラージュや彫刻を再構成した作品で、学科賞を受賞することができました。制作に没頭しながら、自分の表現に向き合う楽しさを体感。当初の目的だった教員になることは断念したのですが、今後も創作を核とした人生を歩んでいきたいと考えています。

通信教育で苦労したのは自宅学習のモチベーションを保つこと。レポートの提出期限などスケジュールを自分で厳しく管理しなければ、つい先延ばしになってしまいます。私の場合は進路についても先生に相談し、必ず卒業するよう背中を押してもらいました。通信教育部では先生と接する時間も限られるため、自ら積極的にコミュニケーションを取ることをおすすめします。個性豊かな先生方が大勢いらっしゃるので、きっと自分に合う先生に出会うことができるはずです。」(圓尾慶太さん)

 

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通信教育部美術学科卒業制作で学科賞を受賞した作品「烏合の巣」 H1940×W2590 ミクストメディア