初等芸術教育学科卒業生 弓手 文乃さん[奈良県在住]

- 美術大学出身なので芸大には親近感
- 私は幼少のころから教師に憧れていましたが、自分にはとても成しえない仕事だと思っていました。しかし、あるときゲストティーチャーとして小学校へ招かれ、「こんな素敵な仕事だったんだぁ」と胸をうつものがありました。そして教員免許をとることを決意したのです。もともと美術大学出身でしたので芸術大学には親近感を抱いていましたし、子ども3人の育児がありましたので自宅から地理的に近いことも大阪芸大を選んだ理由です。
- 在学中に学んだことが教員としての自信に
- 初等芸術教育学科の課題を通じて学校とはどういうところかを実践的に学ぶことができました。また、その理解は教育実習に活かされ、現場を十分に経験することで、自分自身を評価し判断することができ、教員になる心構えができました。私は小学校の教員として働いていますが、在学中のこうした知識や経験が、今の自信になっています。
- 軽いフットワークで学びましょう
- 先生方はとても暖かい方ばかりで、会う機会はさほど多くないにもかかわらず名前を覚えてくださり、卒業後のことも心配していただいてとても感謝しています。
これから教員をめざして学ぼうとする方は、コツコツと課題に取り組むとともに、近隣の学校の先生に取材し教えてもらえば、より勉強になります。机上だけでなく小学生のように興味を持ってフットワークを軽くし学んでいくことが大切だと思います。