お知らせ

4月22日

第14回「塊展」が開催されました

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大阪芸術大学通信教育部の在学生・卒業生・教員によるグループ展「塊展」。昨年の第13回はコロナ禍で残念ながら中止となりましたが、今回は感染防止対策を徹底し、3月21~28日、あべのハルカス24階の大阪芸術大学スカイキャンパスにて開催されました。

 

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企画から会場との交渉、参加者募集、宣伝、管理や会計まで展覧会の全般を担う実行委員会も、出展者の有志で構成されています。昨年は、スクーリング期間中にミニ展覧会を開催し、教室を回ってプレゼンテーションするなど出展者募集に力を入れました。
しかし今回はそうした広報はできず、実行委員の打合せも対面でなくオンラインに。様々な制約の中、それでも「塊展の歴史を未来へつなぐ」「昨年の分まで今年は成功させる」と強い信念で活動。教員や事務室の協力を得てzoom授業の休憩中に短いプレゼンを行い、初の試みとしてキュレーターも募集するなど、さらに進化した取り組みを展開しました。

 

そうした活動が実を結び、今回の参加作家は近年でも多い63名に。約半数を占める在学生のうち初出展者が20名以上にのぼり、特に写真学科や美術学科から「プレゼンテーションを見て参加を決めた」という声が聞かれました。
物理的に出展が難しかった音楽・文芸・建築の各学科からも、展示方法に工夫を凝らしての参加が増大。常連作家が中心になりがちだった例年以上に充実した内容となりました。さらにキュレーターの参加によって、多彩なジャンルの作品がバランス良く展示された見応えある展覧会が実現。学芸員をめざして勉強中のキュレーター担当者にとっても大きな学びの場になりました。

 

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実行委員の中野友紀子さん・淵上真友美さん

 


 

「胎動」彩木龍皓さん(建築学科)

和紙とLEDを組み合わせた照明作品を出展しました。建築学科の仲間と参加し、屏風や照明など複数の作品による空間演出にもこだわっています。こうした展示を行って自分を表現し、来場者から評価していただくことは、コンペティションやコンテストでも大いに役立つはず。私自身も今回の経験をいかして、照明デザインのコンテストに応募しました。

 

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「RAIN-bow / REIN-carnation /海、森、地の泪」秋元真理子さん(音楽学科)

文系の大学を卒業後、仕事と音楽活動を続けながら、音大で学びたいという夢を叶えるために入学。授業で出会った「サウンドアート」に魅かれ、「水琴窟」や「レインスティック」など音によるアートで、コロナ禍の今ならではのテーマを表現しました。塊展はとても意味のある素晴らしい催し。これからも参加し続け、音楽と映像の融合など色々な作品に挑戦したいと思います。

 

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「В л а д и в о с т о к , 2019」上掛周平さん(写真学科)

これまでに休暇を利用して世界各国を撮影して回り、様々な被写体に向き合ってきました。今回出展したのはロシア極東部のウラジオストクで撮影した作品です。近年では開かれた街となり、日本からも2時間半のフライトで行ける身近な場所ですが、コロナで突然自由な渡航は禁止に。そんな中で過去の写真を再編集する作業を行い、今の時代の不安感や閉塞感も表現しました。

 

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